2018年09月25日

2018年09月24日のつぶやき












posted by hiro fujimoto at 00:01| Comment(0) | 日記

2018年09月24日

映画レビュー 「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」 ナタウット・プーンピリア監督

バッド・ジーニアス
裕福とは言えない父子家庭で育ったリン(チュティモン・ジョンジャルーンスックジン)は中等学校時代から成績優秀,奨学金を獲得して名門私立高校に入学する。そこで彼女が仲良くなったのがグレース(イッサヤー・ホースワン),家は金持ち,可愛くて性格も良い。ただ,ひとつ本人も認める欠点は「勉強が嫌い」。あるテストの最中,苦吟する彼女を見かねたリンはこっそり答えを教えてしまう。

ところがグレースにはもうひとつ,口の軽さという欠点が。グレースに誘われて参加したパーティで彼女の彼氏パット(ティーラドン・スパパンピンヨー)に,その頭の良さを使って「ビジネス」を始めよう,と持ちかけられたリン。机の端をピアノのように「弾く」サインを編み出して多くの生徒に高得点を取らせた彼女は一躍人気者に。

しかし当然ながらこの種の不正を快く思わない者もいる。リンと同様,奨学金を得て大学進学を目指している苦学生パンク(チャーノン・サンティナトーンクン)はこの内幕を学校側に密告。すべてが明るみに出るが,処分を下されたのはリン一人。彼女は受けていた奨学金を剥奪され,その上大学進学時の奨学金申請も不可能になってしまう。

裕福な家庭の子供が多いこの学校の生徒たちの最終目標は「アメリカへの留学」。その資格を取る為に世界各国で同日に行われる試験「STIC」が近づいてくる。留学費用の心配はないものの,「STIC」及第はおぼつかないパットとグレース,そこでリンに話を持ちかける。成功すればリンの留学費用はパットたちが出すという。リンはもちろんこの起死回生の作戦に賭けるのだが…。

経済発展によって急激に貧富の差が拡がりつつあるタイの現状に驚きつつ,その状況に風穴を開けるのが「カンニング」だという設定に脱帽。特に後半のサスペンスフルな盛り上がりかたは見事で,たかがカンニングなのに手に汗を握ってしまったぜ。…ただ「バッド・ジーニアス」って題名は「評価しすぎ」な気がするけど。


「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」オフィシャルサイト

posted by hiro fujimoto at 09:33| Comment(0) | 映画

映画レビュー 「ザ・プレデター」 シェーン・ブラック監督

ザ・プレデター
米軍特殊部隊のスナイパー,マッケナ(ボイド・ホルブルック)は南米で麻薬組織絡みの暗殺作戦中,上空から飛来した宇宙船の墜落事故に巻き込まれる。乗っていたのはあの「プレデター」。仲間は皆殺しにされたもののマッケナはなんとか相手を倒して生き延び,戦利品(そして証拠)としてプレデターの装備の一部を自分の私書箱へ。

ところがこの私書箱の料金が滞納されていたため,荷物は記載された住所,すなわちマッケナの妻子の元へ。発達障害を持ついじめられっ子の息子ローリー(ジェイコブ・トレンブレイ)はこの荷物を開け機械を操作,その得意な才能で徐々に仕組みを理解していく。

一方,帰国したマッケナは極秘裏にプレデターの研究をおこなっている機関スターゲイザーにより,「発狂して同僚を殺害した」として逮捕されてしまう。バスに乗せられ,同じように(いや,彼は濡れ衣だけど)戦場でおかしくなった兵隊たちと一緒に軍刑務所へ向かう,はずだったが,施設内で拘束されていたプレデター〔生きてた)の脱走騒ぎに乗じて逃亡。

スターゲイザーに召還されていた生物学者ケイシー(オリヴィア・マン)とともに脱走したプレデターを追うマッケナたち。そこに宇宙からもう一体,身長3.3メートルという巨体のプレデターも現れ,しかも彼らが追っているのは自分が送ったあの戦利品?

監督が,第1作「プレデター」でシュワルツェネッガーの部下,ホーキンスを演じたシェーン・ブラックだってんで(あんまり根拠はないが)期待して観に行ったんだけどな。これは演出どうこうの前にシナリオがなんだかなである。

なによりもプレデターたちの「狩猟者」というアイデンティティを揺るがしちゃった設定に疑問がある。3.3メートルという「新種」の巨体も「格闘というスペクタクル」を奪ってしまい代わりに何も産み出してない気がする。おそらくは第1作を踏襲したんだろう,バスに乗り合わせた「ルーニー部隊」の面々が次々と倒れていくスジガキもちょっと無理がありすぎ。

まぁあの「プレデター」の続編だと思わなければそこそこ楽しめる映画なんだけどね。


「ザ・プレデター」オフィシャルサイト

posted by hiro fujimoto at 09:30| Comment(0) | 映画