2018年03月19日

2018年03月18日のつぶやき






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2018年03月18日

映画レビュー 「シェイプ・オブ・ウォーター」 ギルレモ・デル・トロ監督

シェイプ・オブ・ウォーター
「1/8計画」の次は「海底原人ラゴン」かよ,と思いながら観に行きましたアカデミー作品賞受賞作。

米ソの宇宙開発競争華やかなりし1962年,ボルチモア郊外に作られた政府の研究施設。主人公のイライザ(サリー・ホーキンス)は夜間の清掃員としてそこで働いている。子供の頃に喉に負った傷の影響で声を出すことができない彼女は昼間アイマスクをして眠り,目覚まし時計で目覚め,隣人で画家のジャイルズ(リチャード・ジェンキンス)と食事し,バスで出勤する。

ある晩,彼女が掃除を担当している部屋に大きな水槽が運び込まれてくる。そこに入れられているのは,ストリックランド(マイケル・シャノン)が南米で捕らえた人間に似た水棲生物(ダグ・ジョーンズ)。現地では神のように崇められているという。施設を統括する軍の上層部はこの生物の特殊な呼吸機構を人間を宇宙で活動させる仕組みに応用できないかと考えているのだ。

イライザは一人でこの部屋を清掃するうち生物と出会い,手話で意思の疎通を試みる。ゆで卵を与え,音楽を聴かせ流うち,彼女は「声が出ないという障害など関係なくありのままの自分を見てくれる」この異形の生き物と恋に落ちてしまう。しかしストリックランドらは研究のため彼を解剖する予定であった。

お察しの通り,イライザとその仲間たちは解剖される予定の生き物をなんとかして救おうと奔走する。それはひとまず成功するが,失点回復に全てを賭けるストリックランドの執念の追跡で…。

非常に分かりやすいのは「マイノリティ」の物語,という構図である。障害を持つイライザ,職場で彼女の唯一の友人である黒人のゼルダ(オクタヴィア・スペンサー),隣人のジャイルズはゲイだし,生き物に同情的なホスステトラー博士(マイケル・スタールバーグ)には他人に明かすことのできない秘密があり,水棲生物は「人間ですら」ない。

そして悪役ストリックランドもまた,心に空いた穴を埋められない傷ついた男であることを読んでいる本(自己啓発本だ)やキャデラックの買わされ方などで観客に印象付けるデル・トロの巧さ。まぁアカデミー作品賞,監督賞にふさわしいんぢゃないのこれは。

で,話は変わるがまたウルトラQネタを取り上げるんであればオレのオススメは「バルンガ」です。是非ご検討ください(誰にともなく)。


「シェイプ・オブ・ウォーター」公式サイト

posted by hiro fujimoto at 09:59| Comment(0) | 映画

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