2017年10月08日

映画レビュー 「ナミヤ雑貨店の奇跡」 廣木隆一監督

ナミヤ雑貨店の奇跡
とある地方都市の商店街の外れ,廃業し空き家になってずいぶん経った風情の雑貨店に,付近で強盗を働いたばかりの若者三人,敦也(山田涼介),翔太(村上虹郎),幸平(寛一郎)が忍び込む。逃走に使うはずだったクルマが故障したため朝までここに隠れていようという目論み。

店内で見つけた古い週刊誌の記事によると,この雑貨店の店主(西田敏行)は商売のかたわら,寄せられるさまざまなヒトの悩み相談をやっていたらしい。他人に知られたくない相談者は,悩みごとを手紙にしたため,閉店後シャッターの郵便受けから差し入れる。すると翌朝,店脇の牛乳箱に回答が入っていたのだという。

と,その時,店のシャッターの内側にポトリと一通の手紙が落ちる。「店が閉まって30年以上経ってるのに,まだ相談を入れるヤツがいるのか」といぶかりつつその手紙を読み始める三人。リーダー格の敦也は否定的だが,翔太と幸平はこの相談者,音楽への夢をあきらめようとしているミュージシャン志望の若者の悩みに回答を書こうとする。

やがてあるきっかけから,この相談者が,三人組が育った児童養護施設「丸光園」にとある関係があったこと,というかこれから関係すること,つまりはこの相談の手紙が遥か過去からのものであることが明らかになる。それに気付いた三人は,次に投函された相談に対し持てる過去の知識を総動員して「応援」しようとするのだが…,

原作のエピソードを絞り込み,過不足なく劇映画の尺にまとめたなぁという印象。相談者のひとり「魚屋ミュージシャン」が作曲した設定になっている主題歌「REBORN」(もちろんホントは山下達郎)の使い方も素晴らしい。ミュージシャンと言えば頭脳警察・PANTAが丸光園の園長役で出てきたのにはびっくりした。


「ナミヤ雑貨店の奇跡」公式サイト

posted by hiro fujimoto at 10:10| Comment(0) | 映画

2017年10月07日のつぶやき








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