2017年09月30日

映画レビュー 「エイリアン:コヴェナント」 リドリー・スコット監督

エイリアン:コヴェナント
「プロメテウス」の続編。題名に「エイリアン」を復活させたのは前作が興行的にイマイチだったからか。

2104年,2000人の入植者,1000体の人間の胚芽を積み荷とする植民船コヴェナント号の船内。アンドロイドのウォルター(マイケル・ファスベンダー)と船体に組み込まれたコンピュータ,マザーが船を管理しているが,エネルギー補給のために拡げたソーラーセイルをニュートリノ衝撃派が直撃。休眠中だった乗務員たちが次々覚醒するが船長ブランソンのカプセルだけ開かず,彼は焼死してしまう。

乗務員たちが船の修理作業をしている最中,突然雑音交じりだが確かにジョン・デンバーの「カントリー・ロード」に聴こえる信号が。発信源を探査した結果,あと7年かかる目的地オリガエ6より地球に近い環境を持つ未知の惑星だった。ブランソンに代わって指揮を執ることになった副官のクリス・オラム(ビリー・クラダップ)は部下たちと協議,ブランソンの妻,ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)を除く全員がこの星の調査に賛成する。

クリス,ダニエルズそしてウォルターを含む10人で編成された調査隊は着陸船で惑星に降下。信号の発信源が11年前に消息を絶った探査船プロメテウスであることを知る。が,本隊と別れて生物調査を行っていた科学者レドワード(ベンジャミン・リグビー)が菌糸植物のようなものを踏みつけ,それが放出した胞子に侵入されてしまう。間もなく体調悪化を訴えた彼は共に調査をしていたカリン(カルメン・イジョゴ)と共に着陸船に戻るのだが,その体内には既に怪物が…。

着陸船からの報告を受けて帰還を急ぐ本隊の前で,船に残っていたファリスが怪物に向けて撃ったショットガンの弾丸が燃料タンクを直撃,船は大爆発を起こす。そしてもう一人,武装した護衛部隊の一人の体から怪物が出現・逃亡する。やがて夜に,再び襲ってきた怪物と格闘したウォルターは左腕を手首から食いちぎられてしまう。いよいよ絶体絶命かと思われたそのとき,閃光弾と共に現れたのはあのプロメテウスのアンドロイド,デヴィッド(マイケル・ファスベンダーの二役)だった。

前作でのデヴィッドの所業を知ってるオレ等はあちゃーこいつかと思うわけだが,ダニエルズ一行は地獄に仏とばかり喜んで彼のねぐら…アンドロイドだから寝ないのかな? に着いていき,彼とエリザベス・ショウだけが生き残ってあの惑星LV-223からこの星にたどり着いた顛末と,ここでの事故でエリザベスが死んだ話を聞かされる,のだが…。

前作で張られた伏線がほぼ回収される気持の良さと,プロローグでのデヴィッドとその創造主ウェイランド(ガイ・ピアース)の会話で暗示された,このシリーズ(「エイリアン」シリーズではなく,「プロメテウス」と本作から成る「エイリアン前日譚」シリーズのことね)に通暁するテーマ「親殺し」の不気味さをクルマの両輪としてラストまで突っ走る演出のスキの無さはさすがリドリー・スコット。

そして次なる悲劇を確信させるようなこのラスト,あの第一作「エイリアン」で輸送船ノストラモ号が遭遇した惑星LV-426での事件に繋がるのかね? 一応ノストラモがLV-426に着陸するのは18年後の2122年である。

「エイリアン:コヴェナント」オフィシャルサイト


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