2016年12月25日

有馬記念2016@中山競馬場

有馬記念2017@中山競馬場


有馬記念である。あのキタサンブラックがまたしてもトクイの1枠1番を引いたからにはもうこの馬から行くしかない。少なくとも2着は絶対に外さないと思う。

で,相手である。人気から言えば菊花賞馬サトノダイヤモンドを無視できない。新旧の菊花賞馬対決(キタサンブラックは昨年の菊花賞馬)になるわけで,29年前のあのメジロデュレンの激走を覚えているオレとしてはキタサンブラックに傾くがサトノダイヤモンドを切る勇気はないな。本命だがこれは買い。

あとは穴狙い。まずは2枠4番ヤマカツエース,有馬の2500mはちょっと距離が長い気もするが,これまでの勝ち鞍が中山2勝,中京,福島,函館,京都で1勝と,カーブのキツイ馬場トクイだと思う。同じ理由で(ちょっと大外な気もするが)中山2勝のマリアライトも。

もう1頭,去年の牝馬2冠ミッキークイーン。今年はヴィクトリアマイル2着,エリザベス女王杯3着と勝ててないが,2キロのハンデ差をうまく活かせればここでも勝ち負けになるかと。



マルターズアポジーがハナから逃げキタサンブラックはそれを追走して2番手の展開,一週回った第3コーナーでサトノダイヤモンドが動いた時はちとまだ早いのではないかと思ったが,いい脚を長く使えるという言葉通りきっちりルメールがコール版前でキタサンブラックを差し切った。安い馬券とは言え一応的中。終わりよければすべてよし。

posted by hiro fujimoto at 16:00| Comment(0) | 競馬

映画レビュー 「この世界の片隅に」 片淵須直監督

この世界の片隅に
昭和の初め,広島市に生まれた絵を描くのが好きな女性が,ふとしたことで見初められて呉に嫁ぎ,そこで戦争の日々を生きる。それだけと言えばそれだけの映画である。

もちろん空襲はあるし山の向うの広島に原爆は落ちる。でも主人公・すずさんはそうした時代の趨勢になんらかの影響を与えるわけではないし,また逆に,その時代にただただ翻弄されているわけではない。

「戦争をしていても蝉は鳴く」

この言葉に象徴されるように,戦争は,たとえば現代に生きる我々にとっての「円高(円安?)」だの「増税」だのとあまり変わらない位置にある「事情」ではあるがけして生活のすべてではない。そんなことにかかわりなく蝉は鳴き,腹は減り,ヒトは眠り目覚めねばならない。

その,ともすれば忘れられがちな「当たり前のこと」に映画は,綿密かつ執拗な取材に裏打ちされた圧倒的な情報量でリアリティを付与している。幼いすずが未来の夫と初めて出会う戦前の広島。道に迷って入り込んでしまう呉の色街。高台の家から見下ろす軍港・呉の景色。

観賞後すぐは「とにかくあんたも観なさい」と,いう以外なかなか言葉が涌いてこなかった。

この映画を観た時に似た感情を以前に一度味わったことがあるのに気づいたのは結構経ってから。ちょうど20年前の12月,仕事でアムステルダムを訪れ「アンネ・フランクの家」を見学した時だ。

本棚の裏側に隠された狭い階段,居室,小さなベッド,ここに隠れ潜む暮らしはもちろん「戦争の惨禍」ではあるのだが,同時にそこに残されているのは毎日の普通の食事,勉強,家族の団欒や葛藤の残響だった。

「戦争をしていても蝉は鳴く」

難しいな,やっぱり「とにかくあんたも観なさい」としかまとめられないわ。


「この世界の片隅に」公式サイト

posted by hiro fujimoto at 10:17| Comment(0) | 映画

2016年12月24日のつぶやき






posted by hiro fujimoto at 00:01| Comment(0) | 日記