2016年07月23日

映画レビュー 「キック・アス」 マシュー・ヴォーン監督

KICK ASS
なんつか,ちょっと屈折したスーパーヒーロー映画。原作はマーク・ミラーとジョン・ロミータ・Jr によるコミックなんだそうだが,アメリカ人もこういうコミックを描くようになったんだねぇ。

主人公のデイヴ(アーロン・ジョンソン)はコミックのスーパーヒーローにあこがれるオタク高校生。コミックにはヒーローが溢れているのになぜ現実にヒーローになるやつはいないのか?

ならば自分でヒーローになろうと思い立った彼は,通販で買った緑のコスチュームを着けて夜ごとヒーロー活動を開始する。が,超能力も持たず訓練もしていない哀しさ,制止しようとしたクルマ泥棒にあっさり刺され病院送りに。

回復後も懲りずに街を徘徊,またも暴漢と大立ち回りを演じることになるが,今度はその姿を撮影し YouTube にアップした見物人がいてにわかに人気沸騰。学校一の美少女ケイティ(リンジー・フォンセカ)から彼女の知り合いの麻薬ディーラーについて相談を受け,無謀にもそのアパートに乗り込んで絶体絶命の危機に。

ここで彼を救ったのはなんとホントに強いスーパーヒーロー(正しくはヒロインか?),ヒット・ガール(クロエ・グレース・モレッツ)とその父親ビッグ・ダディ(ニコラス・ケイジ)。彼らの目的は別にデイヴの救出ではなく,かつて警官だったダディを陥れ,妻を自殺に追い込んだ麻薬組織の元締めフランク・ダミーコ(マーク・ストロング)の組織への復讐の一環だった…のだが。

やぁ面白い面白い。観に行った目黒シネマの入り口にはあそこのスタッフがこの映画のヒーローたち,ヒット・ガールやキック・アスなどのコスプレをして観客をお出迎えしてて,入る時はなんだこりゃと思ったのだがなるほどこういう映画だったのねと納得。アメコミ・ヒーローが持ってる教条的正義感をほどよくメタに茶化しつつ,青春映画,アクション映画としてもきちんとバランスを保った快作。

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posted by hiro fujimoto at 09:07| Comment(0) | 映画

2016年07月22日のつぶやき














posted by hiro fujimoto at 00:01| Comment(0) | 日記